ウォーター
企業は人なり
第672回結成記念例会卓話(1999.11.08)
講師日比野教育事務所 所長日比野啓二

 あらためまして皆様こんにちわ。
ただいま御紹介に預りました日比野教育事務所の代表を務 めております日比野啓二ともうします。
与えられた時間が40分ほどということで時間厳守させていただきます。一分一秒たりとも 無駄にしたくありませんので、さっそくここは講議にうつらさせていただきます。とりあえず、40 分の間、一生懸命やりますので、も一度もうしあげます。何卒よろしくお願いします。
今皆様方と、お食事を御一緒させていただきましたけれども「この竜城ライオンズに集われる皆様はお幸せだなあ」率直な印象をもつことができました。

吉原という遊廓がございまして、「いきなり、 そう言う話しかよ」というお顔をなさずに聞いて
いただきたいのですけれども 時の右大臣がぜいの限りをつくします。
きれいどころを呼びまして美味しい酒肴、お酒をのみ、酒肴や魚をつまみということで、どんち
ゃん、どんちゃんやります。一晩二晩仮眠をとりながら、さあ、三日目に入りました。ここで、
この大臣はどうするかというと、酒、酒肴そういっ たものににあきるのですね 。
美しい女性も帰します。で、今一番何をしたいのか、ここ迄自分の心を 許すと、語り合いたい、
話しがしたいと、こういうエピソードがあるのですけれども
今の時代で、ここにそう言うですね、気のおけないといいますか、最近若い人の前で「気のおけ
ない」というような用語の使い方をしますとなかなか意味通りにはとってもらえませんので神 経
を使うのですが、今日は安心して、こういう言葉が使えることがとても嬉しく思っています。

皆さんは御承知のように 「なさけはひとのためならず」という有名な諺がありますけれども8割、
9割まで今の若い方々は 「みやびやかで情を人にかけると、その人のためにならないのだから情
を人にかけちゃならんのだ」と、全く180度違った意味の解釈になってしまうのですね。
ですからもともと皆さんも御存 知のとおり「なさけはひとのためならず、かけた情はめぐりめぐ
って自分のもとに戻 ってくるだから情はかけるべきだ」と、いうふうになかなかきっちんと解釈
していただけないというのが今の現状でございます。

今日は「企業は人なり」というのことなのですが、40分の時間の中で3つ皆様方にポイントを、
お話しをます。そしてできたら、是非御持ち帰りいただいt実行していただければ、こんなに嬉し
いことは ない、そうゆう思いでお話を進めてまいります。

最初に和田会長との一期一会でたくさんの皆様とおめにかかることがことが出来ました。じつは2
ヶ月程前、和田会長からはそれより以前に「一度、ぜひ岡崎へ」というお話を、うかがった時に
「喜んでまいります」ということで今日を楽しみにしておりました。
先程控え室で、太田前会長とも名刺の交換させていた だきましたけれど、大変表情がいい、ほん
とうに嬉しく思いました。

でこういうふうに人の話しというものを穏やかに聞いてもらったら、どれだけ他の皆様がたは其の
時の方々を信頼なさるのかな、そう言う思いにじつはかられたのですね。
「企業は人なり」はいいつくされてた感があます。本当は「人こそ企業り」というテーマにしたか
ったのですが、「人こそ企業なり」なぜなんだ、という事になりますので、そのへんを最後には申
し上げます。

も一つございます。おかげさまで自分の好きな読書の秋がやってまいりまして、月に20冊ぐらい
御本を読ませていただきますけれども、だいたい私の読者タイムは11時から1時迄の夜の2時間
になっておりましてそこにいろんな素晴しい御本とお目にかかることができるのですね。そういう
なかでよくうかがうのですけれど 「今の若いかたがよく活字ばなれをおこしている」この認識は決
してあたっていません。
私は「活字ばなれをしていると一言で言い切れないのが今の若者達の考え方ではないか」 そう言う
思いを、こう非常に深めているのですね。
若者達の特徴として今の若い人たちが私たちの世代と明確に違う点が1点これもございます。
その前に、たまたまあまり見ないテレビを見てる時に私よりはるかに有名な評論家がこんなことをお
っしゃっていました。
「景気は予測通りに緩やかに、上向いています。景気の底うち感があります。しかしだからといって
油断は出来ません。今こそ気を引き締めて一生懸命再建に努力をする時だと思います」て、話しが終
わるんですね。
そう言う話しは、皆さん全部分かるわけです。私は、こういう評論家方々に、私は皆さんの所にいっ
て実際にご自分の目で見て全部見ていただきたい。 経営者の方々はそんなことは皆考えておるのです。
では問題なのはでは「どうしたらいいか」ですね。 「どうすれば再建のための手立てになるか」聞き
たいのはこの一点なのでが、全部じつはこの大事なところをさけられているのです。
これも最後に皆さんに実例でお話ししよう、そんなふうに考えておる次第です。

若い人たちの一つの傾向は、NHKがニックネームをつけたのですが、「しじまち族」といいます。
例年私は、来年の3月4月限定なのですが、仲のよい企業様だけ実は新人研修でこの2ヶ月はほとんど
出すっぱりになります。 最近ショックなことがありまして、高島易団の若きナンバースリーの常任理事
から電話をいただきまして 「日比野先生、先生の教えた企業が、脱税をしましたね」というような、電
話を受けたのですね。 御承知の方もあるやと思いますけども津島市に本社ある、さる大手のガソリンス
タンドの経営チェーン店さんが7億円の脱税がある、追徴課税が3億円だ。 実はこの会社は、新人研修
で私が12年間教え続けてきた会社であります。 おつきあいをした頃には、全国展開しているのですが
148店。だいたい売り上げで700億、
で、12年後今どうなったかと申し上げますと、年商がなんと3700億、店鋪数も400、バブルの
時に6万件ありましたガソリンスタンドさん、バブル崩壊とともに4万件前後までに落ちこみました。
その脱税をした会社の会長さん、社長さんも言い分でも、おそらくあと1万件前後は減って行くだろう。
つまり3万件が適性ではないか、私と同じ見方をしているのですが、そんななかで150近くから3倍
以上に拡大をなさって文字どおり小売りではナンバーワンなる。
ただ、残念ながら私はこの会社とは社長さんの経営指導をしているわけではあいませんので、社員教育
ということで仲のよいの副社長からお電話をいただいた時「先生、せっかく金の卵が中部ブロックだけ
で30人も40人も来るんけれども、残念ながら1年の間に退社率が70%を超える 」と言うのですね。
「なぜだ」では「この退社率の高さにに歯止めがかけられないか」ということで、 「簡単です」じゃ、
「新人研修の一番の最初の導入教育の前半だけ私が2日間受け持ちちましょう」 ということで、10年
ちょっと前に始めまして翌年から7%、4%今ではなんと1%位迄下がってきているのですね。

で、これはどういうことが言えるかと言うと、文字どおり「鉄は熱い内にうて」ではありませんけど新人
の方は、皆様方の会社に遊びに入社されるわけではないのです。
しかしなまじっか金の卵が入ってくると社員さんを「ネコかわいがり」をし、大事にし過ぎる。
これも仲のよい、めがね流通チェーンの本当にあった8年前のお話なのですけれども、バブルがはじけた
とはいえまだまだ余裕がある、人材がとれる、そんな時に、社長から人事担当の部長さんがこういわれた
のですね。「めずらしく四大のしかも、優秀な学校の、優秀な学歴の社員だから大事にしろ」20人入ら
れたと記憶していますで部長さんは何を考えられたか、事もあろうに会社のプレゼンテーションはそこそ
こに、やれ早めに打ち上げてボーリングだ、やれ飲み会だ一週間の研修期間のなかば、二週間目にですね
7人も退社してしまったのですね。ですから、教育の正しい進め方をしませんと、全く皆様方の思惑と逆
になってしまう実例 の一つだと思うんです。

それで、これも実際のお話をしますけれど、つい一週間程前、岐阜県で若い青年が塾経営をする、スタッ
フも4人とりまして、順調にまあ定評力もあるのでしょう。順調に生徒さんも20人くらい集めて塾をや
る。たまたまある方のご紹介で彼と盃を傾けたのですがその時こう聞きました、皆さんが私の立場でお考
えていただきたますでしょうか。ところで「教育って何ですか」「教育って何ですか」そしたら、その2
5の若い社長さんが目が点になってしまったのですね。「え、なにを分かり切ったことを聞くのだ」とい
う事とともに「教育って何ですか」という答えが出てこないのです。
しょうがないので、私に彼を紹介してくれた友人の社長にふりました。「社長、教育って何ですか」「そ
ういえば、長く先生とおつきあいして、でも先生は、わからなかったら字づらから想像しなさいというか
ら、教え育てることですか、育て教えることですか」そう言うふうに彼にヒントを与えてくれたのですね。

で、ズバリ申し上げまして、教育というのは、一番政治経済の基底といいますか根底といいますか、土台
をなすのですが、これがみごとに皆さんが憂慮なさっているように、正しい教育が今では学校で非常に出
来にくいと言う事です。 御承知だと思いますけども、つい最近広島の瀬良高校で起こった事件、君が代斉
唱、国旗に向かって、国旗の掲揚ということやめろ、 で教職員組合で頼むから、通 達とおりやってくれ、
といって結局反発をされる、そして、詰め腹、命を落とされた校長先生に事件が問題になりましたけれど
もこんなのは、ほんと序の口でございます。
こわいのは皆様方の、お若いかたならば息子さんですね、あるいはお孫さんでもし、小学校あるいは中学
校の一、二年のそういうお孫さんをお持ちの方は心配でしょうがないと思うんですね、どれくらい学校が
荒れているかという問題なのです。 皆さん、私たちの想像を絶しています。
で、これをやりますと、これで終わってしまうで、あえてこれをふれませんけれども、学校の教育がまず
間違っている。そうしますとどういう逆転現象が起きるかと申しますと、
結婚式に私は月に一回くらいお招きにあずかって行くのですね、新郎新婦のメインゲストという事で「ど
うかスピーチを」ということで行って、言った方が良いのでしょうね。ショックを受けるのですね。
がくんと、 恩師の先生がいないのですよ。
恩師の先生、少なくとも私は50歳を超えていますけれども我々の年代くらいまでは、必ず晴れ姿を恩師
の先生に見てほしい。こういう師弟関係がある、こういう関係がみごとにないのですね、こういう現状の
なかで正しい教育が出来ない 。

で、もっと厄介なことに、皆様のように素晴しい人生の先輩でしたら、かりに夜遅く迄遊んでいる子がい
れば、私もその一人ですが「心配しないか、お父さんやお母さんは」と声かけするとですね、今の高校生
くらいのの生意気盛りの子供はどう言うか、「おおきなおせわ」と言いますからね。
「小さな親切おおきなおせわ」となるとこれ心が痛いのですがでも「お父さんお母さん心配するぞ」「お
おきなおせわ」、でも真剣に言うとですね変なおっさんぐらいにしか思わなかった子供がきちんと言い分
をを聞いてくれるのは、私の体型が大きいだけではないと思うのです。
で、こういう人が世の中、非常に少なくなってしまっている。企業での教育とは、これが皆様が一番お知
りたいことですから、なんでしょう目的は、たった一つです。
で、皆様方がもし現状教育をおやりであれば、あるいはこれから教育を予定のときに、もしその該当の経
営コンサルタントでも教育コンサルタントでも 是非ついであわせのとき聞いてみて下さい。
「先生、何のために教育をなさるのですか」 その時に「かんぱつ」あ、申し訳ありません、私も誤読しま
した。「かんはつをいれずに変わるためです」と答えられる講師は私は本物だと思います。
いま、私はあえて「かんぱつ」と「かんはつ」と訂正したのですがちょと前迄は「かんはつをいれずに」、
「かんぱつ」は読み方が過っていますと辞書にのっていました。で、最近では「かんぱつ」と読む方が多
いものですからそれでもいいですよ。
ちょうど「早急」と書いてNHKのアナウンサーまでが「そうきゅう」と読んでしまう、これはもちろん誤
読です。本来は「さっきゅう」なんですねそういうような日本語を大事にできる構造が少なくなってきて
いる。

教育は、かわるために、本人が成長するために、新人研修はとくにそうです。 新人研修の目的はたった3
つ「職場とはどんなところですか」を教えればいいのですねこれが先輩社員方がみごとに教えられない。
「先輩職場ってどんな所ですか」 「え」言われた方「さあおまえ生活するとこやがな、食い扶持をかせぐ
とこやがな」という程度がいいとこです 違うんです、ここから違うんです。職場とは本来「自分自身を鍛
える所なんです」 そう言う認識がまずぬけています。自分自身を鍛えるところと言う認識を教えられる先
輩社員がいない、 次に職場とは「よりよい方向に成長するところ」対人関係等で、たしかに先輩社員も、
あるいは皆様方もそうでしょうけれども人間関係、対人関係でお互いやりにくい。なぜだ、価値観が違い
ますね、そんななかで対人関係の能力が非常に身につく従って自分も成長させられる。
そして三つ目 「なにを」これが一番大切なのですが 「しょくば」というのは「たべるば」唯単にたべるば、
食を得る場ではなく、自分自身を自分で幸せにするところ、それこそ 新人にこの三つを教えればほとんど
辞めませんよ。こういう認識が欠けてしまうんですね。さあ教育どころの話しでは断じてございません。
しかし考えてほしいんです、18年間、あるいは22年間、浪人、留年している人はプラス2、3年間、
学び舎で学んでくる、まず第一に皆さん方と違って今の新人どもは「しじまち」族、自分から進んでやら
ないと言う特徴がある。
あと二つへたなのがある、一つは挨拶ですね、皆さんと同じようにきちんとした挨拶がだんじて出来ませ
ん。大体、おうちで、学校では「勉強しろ」と言われても「挨拶しろ」となんと言う事はひとことも言わ
れませんからね。挨拶おできになるわけがないわけです。しかし考えてみていただければ、皆さん方は最
初にきた新人の方々が気持ち良く目上の方に先輩社員に挨拶してくれる、その一つでどのくらいほっとな
さるかと言う事を、体験的に存じ上げられている方ばかりです。この挨拶が見事にお出来にならない。
そしてもう一つ、「はい」という返事なんですね。私の導入教育も二日間でやるにはまづ徹底して挨拶、
はい、という気持ちのよい返事、そしてもう一つ報告、連絡、相談の講議これで二日間終わるのです。
たったの、 皆さん、社長、私が、和田会長が、太田前会長が今日、司会務めてくれている山本さんが、
礼儀が大事だ、大事だ、大事だ百万ベンいったって礼儀は上手にはならないですね。 身体で覚えていただ
くのです。実際のなかでロールプレーで教えなければ絶対に身につかない事のひとつのが礼儀、礼節なの
ですね。こういうことを、学校教育は放置をする、放任する 。
私はよく言うのですけれど「ルーズソックス亡国論」というの本を取り上げて今執筆中なのですけれども
大げさに言って、ルーズソックスが国を滅ぼす。
確かに男性としてあの若い女高生のスカートの丈が短くなる。言い方が失礼ですがパンツが見えるくらい、
けっして見るからにもって不愉快なものではございませんけども、しかし私が親だったら決してあんな姿
に絶対しませんね。
彼女達は黙認のなかで3つルールやぶっている。ひとつは学校の校則を見てああいう スカートを履いてい
いというところは一校もない。これが守られない、つまり学校の時に学校の先生方が 学校のルールをやぶ
ったて何も言わないと言う事ですね。この子が大きくなってまともな親になれますか。
そうゆうような、そして注意すれば「大きなおせっかい」なのでしょう。
それはもう皆さん考えてみて下さい。 二つ目に、そう言う方がお母さんになりますと、「子育て出来ない
シンドローム 」子育て出来ない症候群にかかる。
私もいろいろ勉強させてもらう過程ででいろんなお経、 教典を読み説くことがあるんですが 高田交易さん
これは、職場のなかでは「ふぼおんじゅう経」となる んですが、お経さんというのは母音「ぶぼおんじゅ
ぎょう」ということになるこのお経を必ず講和の中に 入れているんですんですね。父と母の恩の尊さです。
私はこの、みじかい読み数で行けば10分で読める 教典に必ず涙が出るのです。なき母を思うんですね、
「ぶぼおんじゅうきょう」のなかで44回お父さんお母さんえの恩、お父さんお母さんが出てきますが残
念ながら男性、お父さんが11ケ所お母さんが33ケ所 母の愛は偉大だ、十月十日お母さんの体内にいる
時に飲み干すミルクの量が180石に及ぶ。「ぶぼおんじゅうきょう」に出てまいります。
そんな分かりにくいことを言わなくたって腹をいためてわが子のために十月十日容貌もとうぜん腹が出 っ
ぱて、臨月もまじかですから容色も衰える。すべての意をわが子に注ぐ。「おぎゃ」と我々が生まれます。
お孫さんが生まれます。さあ、このお孫さんが成人するとどうなるか、おじいちゃん、おばあちゃんの恩
を忘れて、うっとしい。お父さんお母さんの恩を忘れて自分が奥さんを娶った時には、お父さんお母さん
を大事にしない。 夫婦のなかで「いさかい」が起こってくるのもこの頃なのですね。

私は、また12月にまた岐阜県のある高等学校これは2度目なのですけれど、職業学校ではありません、
進学校ですが、しかし金の卵で高校を卒業する80人くらいが内定をしました、その人たちのためにボラ
ンテアで一時間お話をする、その時 必ずこの「ぶぼおんじゅうきょう」をお話する。泣かれますよ。
高校3年生の男の子も女の子もわかるんですね親の愛、でも誰も言わないのですねその尊さを、これが今
の日本の教育の現状なのです。

政治がおかしい、皆さんの頑張りで、とはいうもののまだまだ 日本の経済は私は超一流とは言えませんが
超一流に限りなく近い一流だ。これも最後に申し上げます。それなりに、でも経済にかげりがある。 バブ
ル経済、バブル景気以降政治が、大体口の悪いマハティールさん、アジアの他の首相さん方に言わせると、
「日本と言うのは経済大国ではあるけどけれど、政治は5流だね」それはそうでしょう、皆さんは平成には
いってどれだけ総理大臣が変わったかおぼえていられるでしょうか。 これはなかなか思い付きません。
その中には、これも私の先輩宇野そうすけさん、いましたいました、 くにひこさんとちがって、女性でこ
れになった人ですね。そうかたまでいったら、なるほどな、なりませんか でも私はもう一度言います、私
は森さんが、皆さん本当に頑張っている小企業、中小企業の現場こそどれだけ皆さんがだったら、先程前
会長に申しましたが、一つの銀行なんか救わなくたって「地場産業を救ったらどれだけ救えるか」かと
言うことですよ。こういう発想に欠けるです。正しい教育の持ち方が出来ないんですよね。 原点は教育研
修にあり、と言っても過言ではないと思います。

あと、与えられた時間が10分ちょっとですので、実例を2つのお話します。ひとつはバブルの最盛期、
今から10年くらい前には、ある製鋼所さんが台を作っているのですが年商で12億円位 やって。
我が 家の春を誇っていました。利益も順調に出、銀行さんの言いなりになって、飛行機の債券を買えと
言うことで、ポンと一億円 拠出して買うくらい羽振りがよかったのですね。
25人くらいの社員さんで12億くらいの年商をあげていた。去年の9月、総会も7月に今の会長さん
つまり、前社長から息子さんの専務さんに社長がバトンタッチ、その2ヶ月後にある方の御縁で「先生
どうしても」そうしたら、そこの若い45歳の若い社長さんがこう言う
「先生、なんとか救ってください」私も、だいじな、和田会長さんと同じくらい大事にしている友人さ
んから頼まれましたので、「じゃ、1週間後にバランスシートをもって来て下さい」見ました。
「手後れじゃないか」と怒鳴りたかった。ぐっと我慢しました、「本当に再建する気があるのですか。」
「あります」「じゃ、言うとおりやって下さい。やりすね」といって月に2回だけ3時間づつその社長さ
んの教育に当たりました。
で、私は最初にお願いしたことは、会長と社長でメーカーさんに乗り込んで下さい。でも喧嘩しないで下
さい。 頭をさげて下さい。プライドの高い会長さんでしたけれども頭を下げてくれました。頭をひと下げ
で1800万位、毎月受注が減っていたのが、2ヶ月で5200万注文をいただいたのですね。でもこん
なのは一時しのぎです。これからです。さ、「脱メーカーで行くぞ」「今から非メーカーで行くぞ」と、
いうことで営業を全くお知りにならないない社長さんに実は一番大手の住宅メーカー迄、私は同行して
渡りをつけて営業とはこういうものだ、みせます、そして100ケ所くらいの設計事務所さんであるとか、
いろんなところへ行っていただきました。おかげさまで1年持ちました。
で、銀行さんも共に作った経営戦略3カ年の計画書 を読んでいただきましてこれならばと言って再融資を
受けられここ迄来ました。でも彼に「今が一番大事だよ、こんなことで浮れていたらせっかく融資を受け
た分も返済だけでパーになちゃうよ」同時に2つやります。
1つは徹底した社内の本当の意味でのリストラです。人減らしのリストラではないです。
適材適所、誰もが一番力量が活躍出来るシステムができるか、もう一つあります。 周辺での新規事業です。
守りにばかりに入ってそんな発想は一つもない、それも無理ないでしょう。
毎月、皆さんは違うでしょうけども、支払いまじかにくれば、どうやってお金を返すんだ、そればかりで
しょう。その呪縛からやっと1年間の限定付きでありますけれども解放されたのですね で、もう一度言い
ます。この大手の銀行さんの融資も3カ年の経営計画書でした。そのなかでの裏づけも社員の教育をどの
ようにやっていくか。目だまでです、社員の一人一人に意思決定、決意の表明をしていただきました。
そういうことから評価を受けたのですね。で、私が今迄の経験上「必ず道はひらける」思っています。

道はひらけるのですが、開く気があるかないかで 大きく変わってきます。若手の、報告、連絡、相談がない。
もう少し言えば、幹部の方も、皆さんが一番頼りにする部長さんや課長さんの報告がない、相談がない。
といって、お悩みになっている、本当に多いですね。 ある社長さんにいたっては「先生、今より報告がきち
っとできたら、給料を倍やってもよい」といいきる社長さんくらいに、報告、連絡、相談が出来ない。
しかし、考えてほしいです、報告、連絡、相談をしなくていい、甘えの環境を見のがしてきたのはどなた
でしょうか。
私です、経営コンサルタントです。物事というのは、ボタもきちっと書けて、この発想からスタートするの
は言うまでもありません。しかし、飛躍的に皆さんが悩んでいた報告、連絡、相談をやるきる、やりきらせ
るだけの手立ては、実はございます。
じゃどうするのだ これがあと5分にせまった結論の中で、まだまだ本当はいろいろきめこまかく実例をお話
したかったのですけれが、お許しください。40分と限られた時間の中でもう少し実例をと思ったのですが
あげる事が出来ない事をお許しください たとえばこういうことです。

どこでも見られる光景で、皆さんの片腕の営業の部長さんが、営業の責任者が後輩の方々に毎日、営業の皆
様にどういうチェックをしてみえるか。これがやられているようでやっていない。と、言われても仕方のな
い現象です。実に愛情の薄い上司なんですね。社員が帰る、常用夜遅く迄、夜7時、8時迄待っている部長
が何人いる。そのうえで「今日はどことどこを廻ったのだい、どこがやりにくかったのだい、どう言うと頃
で売り上げが思うように行かないのか」と言う事を、きちんと、話しのできる上司はほとんどいない。
ま、本人もプレーニングマネージャーだから致し方ないにしろ、これが現状です。「売り上げがあがらない」
と、言ったってお客の所に廻らなければどうして売り上げがあがりますか。

岡崎には非常にいいところがあって、大きな公園さんがある。秋の日溜まり、これから初冬の日溜まりに行っ
て下さい看板を背負った車の中で何人くらい居眠りをしているかこれ、皆さんが見たらショックをうけますね。
私は何も過酷な管理をしなさいといった低いレベルの事を言っているのではないですね。責任者の上司の方が
「今日はどうだったい」とチェックがないと言っているのです。チェックがないのに、報告なんかなぜ部下が
なぜするのですか。 なぜ相談してくれるのですか。こういう事を申し上げているのです。 大事な、御本人達
のやるべき職務ともうしますか、役割分担が見事に果たされていないというのが一つの結論なのですね 。
ここから、歯止めをかけなければいけないのではないでしょうか。誰でも、皆さんと同じように、す素晴しい
皆さん方との語らいの場ほど、最初に申し上げたとおりに、魂のふれあいの場所ほど楽しいしい場はありまん。
じゃ、本当に皆さんのところの優秀な社員さんがそう言う勉強の場があるかどうか、考えていただきたいのです
教えてもいないのに「なぜできない」とおっしゃる上司が間違っているのです。 これが二つ目です。
そして最後、すべての問題は「本音での話し合いで」で解決する。これ以外ないと思うんです 「おはよう、
今日どうだった、だめじゃないか」こういう事を言っているわけではありません。 さきほども申し上げたと
おり「何かやりにくい事があったらいつでも相談に載るぞ。どう言う点が苦手なんだい」 皆さんの愛情でも
ってみなさまの片腕になっている幹部の方を導いて下い。 その導かれた幹部の方が、皆さんと同じように部
下の方と「本音」の語らいが出来たならば、仕組みシステムが上手に出来あがると信じます。

まだまだやり方についていろんな策々があります。 ごたく事をいっても、人をやる気にさせる 言葉の使い方、
指示のだし方、同じ事を言っても人を傷つける、ものの言い方があるのですが、今日はそこ迄いてらなかった
事をお許しください とりあえずあたえられた時間ちょうだい出来ました。
本当に今日は皆様方が真剣にメモをとりながら聞いて下さいましたけれども こんな幸せはございません。
また、いずれの機会にかお目にかかる事を信じて御挨拶にかえさせていただきます。
皆さん御静聴ありがとうございました。  


 


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